ホーム > こんな活動をしています > 設立趣意書
近年、少子高齢化の急速な進行や人口減少時代への移行など社会経済情勢が大きく変化する中で、各地域においては、多様化する住宅ニーズへの対応や次世代を育む住環境の確保などが求められています。
とくに、バリアフリー性能や耐震性能、省エネルギー性能といった基本性能向上のためのリフォームを推進し、良質な住宅ストックを形成して、これまでの「古くなったら建て替える」社会から「適切に維持管理し長期間大切に使う」社会へ移行していくことが重要と考えております。
こうした中で、近年、悪質なリフォーム詐欺や耐震偽装など住宅関連産業に対する不信感から、とりわけ住宅リフォームに関する正確で的確な情報の提供や各種相談の需要が高まっています。
また、住宅政策の観点からも、消費者ニーズへの対応やリフォームの施工に係るトラブルを防止するため、消費者と住宅関連事業者の間において十分な信頼関係が形成され、安心して住宅を取得・維持できるような環境を整備する必要があります。
このようなことから、この度、道内の住宅リフォームに関連する団体が一体となり、住宅リフォームに関する情報の提供や道内の住宅リフォームの課題に取り組み、消費者が安心して適切なリフォームが行われるよう環境整備を図ることを目的とした「北海道住宅リフォーム推進協議会(仮称)」を設立することを発意いたします。
平成18年7月18日
設立発起人
社団法人北海道住宅リフォームセンター 会長 板谷 薫
財団法人北海道建築指導センター 理事長 千葉 純
社団法人北海道建築士会 会長 須藤 力弘
北海道建設部住宅局建築指導課長 瀧田 裕道